毎年この時期になると「戦時体験特に原爆被災者の叫びを後世に残さねば」という声が上がる。しかしその進捗状況は思わしくない。何故なのか? 体験談となると難しく考えてしまうからだろうか? 山の辺書房では、「苦しむ被災者の短い叫び声」にこだわり「紙芝居形式」での発表を提唱してきた。そこには、文章論など関係なく、「驚愕の叫び」のみの集成をコンセプトとして数年前から提案を続けている。敗戦後75年経過した今日、ただ「残さねば…残さねば」の連呼のみで一向に実が
上がっていない。この貴重な叫びを編集してアマゾンキンドル電子書籍で全世界向け発表したいと念願している。本書を読んでいただき、また、当編集室公式ホームページ、「山の辺書房2」検索最終欄に電子書籍概要があるのでぜひ本書とともにお読みいただきたい。とにかく、もう時間がないのだ。
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